2015年12月23日水曜日

仕事はスケジュール管理次第

仕事とは、どんな些細なことでもスケジュールがあります。
そのスケジュールを守るか守らないか、
そこはスケジュールの管理ができるかできないか、
そして仕事ができるかできないかの評価につながっていきます。

何日も前にスケジュールに入れておいたことを
寸前になってキャンセルしてしまうことがよくあります。
その理由にあがるのが「忙しいから」がとても多いです。

でも、もともとスケジュールに入れていたのであれば、
なぜそこに合わせて段取りが組めないのか、
それは、スケジュール管理ができない人です。

今は仕事もスピードが求められます。
世の中もどんどん変わっていきます。
その中で仕事をしてもっとよくしていくには、
スケジュールをしっかり頭に入れて管理し遂行する、
この力がとても重要であり、
多くの会社でこれが出来ていないように感じます。

来年はこのあたりのこともテーマにしていきます。
苦手な方は参加してみてください。
詳しくは、決まり次第HPにも載せていきます。


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2015年12月21日月曜日

現場きれいの方法とは?

現場をきれいにしたいという方が増えているようです。
でも、何故きれいにしたいのでしょうか?
お客様のためにきれいにする、会社を信用してもらうためにきれいにする、
いろいろあるとは思いますが、この「何故?」の部分に共通認識がないと、
なかなか続けれらるものではありません。

普段は汚い現場でも平気という職人さんに、
「きれいにしてください」と言ってもなかなか伝わりません。
そこに何故があって、目的がはっきりしていることが必要です。
ここがはっきりしていないと、一時期やってみたがだめだった、
というようになるのです。

住宅産業塾会員には、現場がとてもきれいな工務店が何社もおります。
でもすぐに出来たわけではありません。
時間をかけてその意味や目的などを問い続け、
やっと理解して各自が行動出来るようになってきたのです。

よく、「お金をかけずにきれいにしたい」「すぐに出来る方法は?」など
楽をしたがることを言う方もおられますが、
そうはいかないと思います。
常に言い続けること、自ら率先して行うこと、
そして信賞必罰も時には必要でしょう。

1月の新春セミナーには、今年のコンテスト上位の方を表彰します。
その方たちの話を聞いてみるのもいいと思いますよ。
是非ご参加ください!


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2015年12月9日水曜日

プレゼンの提案力に自信がありますか?

来年の9月末までは、如何に受注をとり受注残を確保するか、
これが大きなテーマになってきます。
そのためには、プレゼンテーション力を向上させなければなりませんが、
この提案力は自信がありますでしょうか?

如何にして相手に伝えるのか、
その表現力や提案力が鍵になってきます。
同じ内容でもその提案の仕方で魅力的か、そうでないかに分かれます。

今年は設計コンテストをおこなうことにしておりましたが、
この提案力をもっと磨いた方がよいということで、
12月の月例会はプレゼンテーション力について考えていきます。
塾で関係している設計のスペシャリストも皆こられ、
何社かのプレゼンに対してアドバイスもおこないます。

興味のある方は事務局までお問い合わせください。


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2015年11月30日月曜日

新春セミナー2016

毎年1月におこなう大型イベントである「新春セミナー」ですが、
ようやく特別ゲストが決まりました。
間もなくご案内できると思いますので、
HPをチェックしておいてください。

来年はいよいよ消費税アップ前の年となります。
新築においてはその半年前までの受注が正念場となり、
それ以降は大きく落ち込むことが予測されています。

この状況を踏まえて、2016年という年をどうしていくのか、
新春セミナーにてお伝えしていく予定です。
お楽しみに!


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2015年11月28日土曜日

ITの活用とは?

仕事にはどんな内容であっても、その進め方が存在します。
家づくりの場合はお客様の発見から契約までの営業活動、
プラン作成やプレゼン、作図などの設計業務、
建物をきちんと建築するための工事管理、
そして引き渡し後のアフタフォローなど、
多岐にわたって業務内容がありますが、
実は各々の仕事をつなげていくと業務フローになるのです。

業務改革には、まずこれらの業務フローを明確にしなければなりません。
そしてこれらは一度つくれば終わりではなく、
常に改善して最新、最適な状況を保つことが非常に大切になってきます。

これらを便利にするツールには、ITによる管理がとても有効になります。
ITはシステムありきではなく、
あくまでも業務を効率化するツールです。
よって、このツールづくりからおこなうのではなく、
業務の明確化がまずは必要です。
この順番を間違えると使えないシステムができてしまい、
継続せずに無駄な労力になりかねません。

3回シリーズのITシステム構築分科会が終了しました。
このあたりのことをしっかりと理解し、
自社のシステム構築につなげていっていただければ幸いです。


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2015年11月26日木曜日

マネージャー育成を考える

どこの会社も人材については課題があります。
いろいろな会社を見ていると、
特にマネージャーの力量により
会社の状況が大きく分かれるのがわかります。

マネージャーとは何をすればよいのか、
会社できちんと決められているのでしょうか?
マネージャーの仕事とは、細かいことは多々ありますが、
基本的にはスケジュール管理と言えます。

何をいつまでにおこなうのか、
そのためにはどの段階で何をするのか、
そして、そもそもその目的は何か、
これらのことが整理されてスケジュール管理ができれば、
基本的なマネージャーの仕事ができるということです。

それほど難しいことではないので、
やり方さえ分かればきちんと出来るようになります。
来年はこれらの研修も行う予定です。
マネージャー教育について考えてみましょう!


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2015年11月24日火曜日

来年以降の危機感はありますか?

消費増税が再来年4月に実施されるのに伴い、
新築住宅の契約は来年9月末がピークになります。
ここまでは大変だと思いますが、それ以降の対策は考えているでしょうか?

これを考えるのは経営者の仕事です。
そのための準備として何をしなければならないのか、
業務や人材も含めて今のうちにやらなければならないはずです。
しかし、現状「忙しい」といった目先のことに追われてしまい、
先のことを考える余裕がないところもあるのではないでしょうか?

時間は確実に進んでいきます。
このままズルズルと何もせずにいると、
気づいた時には「遅い」という事態にもなりかねません。

最近「忙しい」という言葉をよく聞きます。
忙しいからできない、忙しいからこなすだけになる、
これでは未来が見えてきません。
未来が見えないと社員もモチベーションが下がり
辞めていくこともあると思います。
すると更なる悪循環になってしまい・・・・・。

このようなところは、どこかで悪循環を断ち切らなければなりません。
スケジュールを組み、どんなことがあってもそれを守るというのも
ひとつの方法です。

すぐ先の未来のことも、今一度よく考えてみませんか?


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2015年11月20日金曜日

JHBS終了!

本日、JHBSが終了いたしました。
今回初めて出展しましたが、
このような展示会は何度か見に行ったことはありましたが、
実際にやってみると、いろいろわかることがありました。
来年以降どうなるかわかりませんが、
次回おこなうときは、もっと魅力的なブースにしたいと改めて感じました。
ブースに来ていただいた方には、感謝申し上げます。
ありがとうございました。


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2015年11月17日火曜日

JHBSのブースです!

明日からのJHBSのブースです。
東4ホールの入口前にありますので、
見つけられないことはないと思います。
工務店さん向けにどのようなお役立ちが出来るのか、
内容を良く見て聞いていただければ幸いです。

明日は現場系、コストダウン、商品開発やプレゼン力
に関わる先生方も参加されます。

たくさんの来場をおまちしております。














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2015年11月14日土曜日

BM視察会にて


11月の月例会はBM視察会ということで、
千葉の工務店さんにお邪魔しました。
テーマは、「一人あたり売上高一億円をどうやって達成してきたのか」。

営業にノルマは無いそうです。その代わりにコミットしてもらうそうです。
今期何棟受注するのか、求めるのはあくまでも結果であり、
プロセスは各自の責任になるので物事を一生懸命考えます。
そして、社員はコミットしたことが出来ていないと、
なぜできないのかを毎日厳しく問われます。
そのため、常に「何故」「どうしたらできるのか」という考え方が
習慣になってきているようです。

ものすごく厳しいですが、「世界で一番お客様に近い会社」という理念がきちんと共有でき、
達成した時には常に成長していく姿も見えてきますので、
皆さん実行に移せているのではないかと感じました。

この会社は、毎年売り上げを伸ばしていっています。
「昨年よりはちょっとでも成長する」という信念が成果につながっているようです。
参加された方は、かなり刺激をうけたようでした。


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2015年11月13日金曜日

現場きれいはなぜできるのか?

毎年現場きれいコンテストをおこなっていますが、
昨年の表彰5社の経営者に参加していただき、
何故現場きれいができるのかについて、座談会をおこないました。

きれいにすることで紹介などが本当に出てくるのか?
最初は半信半疑だったというところもありました。
しかし、実際におこなってみると評判が良くなってきて、
更には紹介という意識を持つことで、こちらも実際に成果に結びつきます。

また、現場がきれいにすることの意味を理解し、
それを続けていけるという点では、
やはり他社のベンチマーキングがきっかけになっているそうです。

特に大工さんが他社の現場をみて、
そこの大工さんと話をすることでとても刺激を受けて
やる気に火が付いたというようなケースが多くありました。

5社とも現場きれいは必要なことであり、
そのやり方はとても工夫しております。
この座談会内容については、後日新聞に掲載されます。
掲載されましたらまたご案内いたします。


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2015年11月6日金曜日

JHBS続き

JHBSではコンサルティングのほかにも、
午前と午後に1回ずつデモンストレーションをおこないます。
開催期間中の前半は、パソコンと手描きを織り交ぜた
プレゼンテーションテクニックを紹介する内容です。

一般的なCADソフトは現在かなり性能が良くなっておりますが、
ここにオリジナルの要素や手描きの柔らかい雰囲気を出すのに、
このテクニックがとても有効です。

後半は設計担当者の手描きスキルを上げていくために
どのような教育をしていくかについて、
実際に手で描きながら説明いたします。

今回のデモンストレーションは設計系ですので、
設計力を強化したいと考えておられる方は、
ぜひともブースへお越しください。


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2015年11月4日水曜日

JHBSにお越しください!

11/18~20に開催されますJHBSでは、
住宅産業塾の取り組みを見ていただけるようにします。
コンサルタントの先生方にも来ていただき、
個別の相談なども承れるようにしております。

テーマとしては、現場、コストダウン、設計スキルアップ、
商品開発、ブランディング戦略、そして経営全体に関わること。
これらについては先生方と直接話ができます。
詳しくは住宅産業塾HPをご覧ください。
予約もできます!


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2015年10月31日土曜日

現場きれいは如何に気づくかが重要

現在、今年の魅せる現場コンテストの審査を進めています。
エントリーをした会社には、事前に審査項目を記したチェックリストを渡し、
これが基準ということでお知らせしております。

この項目をすべて満たしていれば、
ある程度の点数を得ることができるのですが、
なかなか全てに対応できるところは少ないようです。
その中でポイントになるのは、チェックリストを満たすというよりも、
如何にお客様のためになるかと考えたらどうでしょう?

このような状態を喜ぶだろうか、魅せるにはどんなことをすればいいのか、
ちょっとした気づきや興味が現場きれいの継続につながってきます。
そして、まずは自分たちからおこなうこと。
職人さんや業者さんにお願いするだけでは絶対にうまくいきません。

如何に気づきを得るか?
社内皆さんで考えてみてください。

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2015年10月29日木曜日

自社の良いところに気づいていますか?

先日ある会員さんの現場を利用させていただき、
現場に関する小規模の勉強会をおこないました。
モデルハウスもあるため時間があれば視るという程度で
見せていただいた建物でしたが、
実はこの空間のつくりや収納などのちょっとした考え方など、
とても良い設計だと参加された方々が感心しておりました。

そのモデルハウスは売却予定だったのですが売れず、
経営的にはあまり良い事例ではないということで、
あまり重視していないようでしたが、
参加された方々にとっては、何故もっとアピールしないのか
それが不思議なくらいという印象を持ったようです。

これは、自社の良いところに自分たちが気づいていないため、
多分お客様にも伝わっていないということです。
自分たちでは当たり前のようにおこなっていること、
他社の方がいいのではないかという錯覚があると、
このように自社の良さに気付かないこともあるようです。

社員さん皆さんで、一度自社の良さを洗い出してみてはいかがでしょうか。
意外とあるかもしれません。

















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2015年10月28日水曜日

社内ルール

先日のIT構築分科会において、
各社の悩みのひとつに決めたことを守らない、
自分たちのやりやすい方法を勝手におこなっている、
などの意見がありました。

今回の分科会においてベンチマーク対象としている
名古屋の会員さんでは、社内ルールは絶対に守らせるとしています。
これは、経営陣からこの分野は任されていることもありますが、
社内で使う書類1つ1つを全て管理し、
ITシステムを活用して社員がいつでも取り出せるようにしています。

それとともに、改定の履歴が分かるようにしていること、
常に最新版をアップしていることなどを徹底し、
違う書類が使用されていたら無効となるなど
全てにおいてルールを決めています。

そして、もっといいものだからといって勝手に使用したら、
それは社内では犯罪行為という扱いで対応するそうです。
本当にいいモノであればきちんと提案するルートも設けているため、
このルールを守らせることを徹底するそうです。

ここまで到達するまでにはいろいろあったそうですが、
決めたことを守らせるということを徹底させること、
これには経営者が自ら守ることも必要なようです。

参加された方々は、とても参考になったと思います。


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2015年10月23日金曜日

コストダウンをやりきるには!

住宅産業塾ではコストダウン診断をおこなっているのですが、
その診断を受けて自社で取り組み大きな成果を出すところと、
多少苦戦するところがあります。
先日はうまくできたところにそのやり方などを話していただく、
コストダウン研究会をおこないました。

各社やり方は様々です。
ひたすらお願いするという方法で、
ある程度のコストダウンを成功させたところもあります。
ただし、お願いするにも適正な価格を知っておくことや
工程や作業時間なども把握しておくことが重要です。

そして、安定発注をおこなうことや、
これからの時代に備えて残っていくためにも協力してほしいという
強気に訴える姿勢も必要になってくるようです。

社内的には、まず目標値や期限を決めて、
それをやりきるという強い決意が必要です。
発表していただいたある会社は、
コストダウンプロジェクトを立ち上げると、
毎回100個のコストダウン項目を出すところから始めるそうです。
どんな些細なことでも否定するのではなく、
まずは項目として出したうえで優先順位や効果などを判断し
それに基づき責任者やチームを作って対応していく
というやり方でおこなっているそうです。

そして進捗状況などを全員が確認しながら、
コストダウン項目を積み重ねて続けて、
このプロジェクトが始まってから10%ほどのコストダウンができたそうです。
これは、まず実行に移すこと、そしてやり続けることが
如何に大事かをあらわしているのではないでしょうか?

今回の発表内容は、主催した側も驚いてしまいました。


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2015年10月21日水曜日

地域密着工務店の姿

今回の月例研究会では、
地域密着活動に優れた会社の発表もありました。
ひとつは半径9kmのエリアの中で地域に寄り添い、
地域行事への参加・奉仕や独特な顧客とのコミュニケーションなど
まさにベンチマークになる活動をおこなっておられます。

エリアを絞るメリットは大きく、
何かあればすぐに駆けつけられる、
昔からの付き合いで世代を超えて家づくりを頼まれるなど
「お仕事は隣にある」という会長の考えのもと
取り組んでおられます。

もうひとつの会社は地域を魅力的なまちであり、
地域で育った子供が故郷として戻ってきたいと思わせるような
そのような活動もおこなっておられます。

その中で、子供たちが集まって遊べる施設や
周辺の川の掃除からお花を植えるなどの活動、
更には何でも困ったことにお応えできるような
ネットワークをつくって地域の方々に参加いただいたり、
直接家づくりにつながらなくても評判は大きなものになっているようです。

これが本当の地域密着ではないでしょうか?
これからはこのような姿勢、事業活動が評価される時代になるかもしれません。


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2015年10月19日月曜日

事業承継にあたり

先日の月例研究会では、
会員各社の取り組みについて話しをしていただきましたが、
その中で事業承継に関しての話もありました。

ある地域密着で評判の工務店ですが、
数年前に社長が交代しました。
次の代になると自分の考え・意見を主張し、
先代の考えなどを否定することもよくあるようです。

しかしこの会社の新社長は、
先代が会社をつくったときの想いや、
苦しんできた時の想いなどをきちんと知り、認識して、
自分なりの覚悟を決めて、そして自分なりのやり方を
表現していくといったことを話したおりました。

これは、自分が社長となっても永遠に続くのではなく、
いつかは更に次の代へ渡す立場になります。
これを考えると、先ほどのようなことを考えることが必要であると
認識したということのようです。

どこの会社でも、先代と同じ事、全く同じ考えは出来ないと思います。
新しい社長としてどのように進めるのか、
今回のような発言があると、社員さんも安心してついていけるのではないでしょうか。
このような発言を初めて聴かせていただき、
とても立派だと、つくづく感心させられました。

その他、月例会ではいろいろな話がありました。
次回以降にて紹介いたします。


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2015年10月14日水曜日

11月はJHBSにお越しください!

11/18~20に東京ビックサイトで開催されるJHBSに出展いたします。
当日は、日菱企画でおこなっているコンサルティングのこと、
住宅産業塾のこと、そして健康住宅を考えていく
「いやし健康増進住宅研究会」も詳しく説明できるようにいたします。

また、現場系、コストダウンや原価管理系、商品開発やデザイン力、
手描きスキルなどのコンサルタントの先生方にも参加していただき、
日ごろの悩みなどを相談できる時間も設けました。

先生方の参加される日程や時間については、
順次住宅産業塾のHPに載せていきますので、
興味のある方はそちらもご覧ください。


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2015年10月10日土曜日

現場きれいの前に、好印象マナーを!

現場からの顧客創造を考えていくうえで、
現場きれいをはじめましょう、ということを言っております。
しかし、いくら現場がきれいでも現場に携わる方々のマナーが悪ければ
紹介にはつながってきません。

引き渡された家の快適さや性能の良さなどで、
満足をいただくことは多くあると思います。
しかし、その満足が紹介につながっているでしょうか?

この紹介までつなげていくには、マナーや顧客対応が大切となります。
例えば、御社の現場でのたばこのルールはどうなっていますか?
敷地内禁煙というルールにしたところ、
道路を挟んで反対側で吸っていたというケースはよくあるようです。

最近多いのが、車の中で吸う事というルールです。
しかし、それがきちんと守られているでしょうか?
監督がいない時はどうしているでしょうか?

このようなマナーは近所の方は良く見ているという話がありました。
ここまで出来て信頼されるようになると、
紹介ということが出てくるのです。

時には、「ルールを守らない業者には発注しない」といった
厳しい態度も必要になるかもしれません。
自分たちの行動が自分たちの仕事につながってくる、
これからは特にこのような時代となってくるということを、
伝えて理解してもらわないと難しいかもしれません。

これがわかったところは早く出来ています。
今のうちに他社よりも前に進みましょう!


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2015年10月9日金曜日

現場からの顧客創造には・・・?

先日は、工事力強化分科会の最終回でした。
これまで「現場きれい」、「品質・安全」、「職人や業者の巻き込み」
というテーマでおこなってきましたが、最終回は「顧客創造」です。

現場きれいをおこなうことにより、紹介や見込み客発見につなげていくために、
どのようなことをしていけば良いのか、
皆さんの取り組みなどの情報交換も交えておこないました。

ある会社は近隣アンケートを実施したところ、
職人さんや業者さんの普段の態度などをよく見られていることや、
特別ではないちょっとしたことで喜んでいただいたりしている、
ということをかなり実感したそうです。

周りの方は良く見ています。
挨拶、マナー、対応など、1つ1つの行動が信頼につながっていきます。
顧客満足だけでは紹介につながりません。
信頼を得ることで紹介にまでつながってくるのです。

現場からの顧客創造に何が必要か、一度社内で考えてみてはいかがでしょうか。


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2015年10月5日月曜日

11月はベンチマーキング視察会

11月の月例研究会は、ベンチマーキング視察会です。
今年のBM視察会は、主に現場系を多く行いましたが、
11月は経営そのものをベンチマーキングします。

今回視察させていただく会社は、
社員一人当たりの売り上げが1億という、
驚異的な数字を達成している会社です。
しかも創業6年目にして既に売上が10億を超えて、
毎年右肩上がりの成長を続けているところです。

何故このような経営が出来たのか?
ハードな仕事の中にもやりがいや将来の構想、
そして皆を惹きつける魅力があるようです。

本日スケジュールなどを確認してきました。
まだ固まっていないところもありますが、
なかなか面白そうな内容になりそうです。

詳しくはまたお知らせいたします!


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2015年9月30日水曜日

企画広報はマーケティングそのもの

住宅業界の新築については、これからお客様が減っていくことが予測される中で、
企画広報の役割は非常に重要になってきます。
広報活動とは自社のことを、顧客や地域に見える化、わかる化することであり、
そのためにどのような事を仕掛けていくのか、
何をすれば伝わっていくのかを考えていくのが、
企画の役割となってきます。

誰にでも伝えるという訳ではなく、
自社が求める顧客に如何にして伝えて、アピールするのか、
要するにマーケティングそのものということができます。

今年はこの企画広報力をもっと高めていこうと、
企画広報分科会を開催し、先日最後の4回目が終了しました。
バス見学会といっても会社によって考え方が違います。
ランクアップや設計申し込みのためのもの、
新規客にハードルを下げて気楽に参加していただくもの、
ただイベントをするのではなく、これは何のためなのか、
誰をターゲットにしているのかを改めて考えるとともに、
きちんとしたスケジュールを組んで実践してきました。

他社の取組みも参考になったと思います。
来年もこのテーマの実践研究会をおこなおうと考えております。
お楽しみに!


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2015年9月28日月曜日

現場きれいを運動に!

現場をきれいにすることが、工務店の基本であると、
セミナーなどでも訴えておりますが、
これをもっと全国的な運動にしたいと考え、
これから多くの発信をしていく予定です。

先日お伝えしたWebセミナーもこの現場の取り組みについてであり、
毎月開催しているミニセミナーもこの話が中心です。
また、現場きれいコンテストも今年はエントリー会社が大幅に増え、
興味を持っているところが多くあることがわかります。

その他、昨年の現場きれい上位数社の方に集まっていただき、
座談会を開くことも計画しております。
また、11月開催のJHBSでも、現場きれいの指導方法や
実際に先生方にも参加していただき、
簡単な相談会を開くことも予定しております。

現場に関すること、きれいにすることなど、
これからも強化し、発信していきます。
そして大きな運動になれば大手に対抗する工務店の姿が
出来てくるのではないかと考えております。


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2015年9月27日日曜日

原価管理はシンプルに

コストダウン診断をおこなうときには、
コストだけではなく管理の仕方などについてもアドバイスします。
これは分析していくとわかってくるのですが、
単価はとてもしっかりつくり上げているにも関わらず、
原価管理は我流でおこなっていることが多々見られます。

基本的には「必ずこの形で」というのがあるわけではないのですが、
まずはわかりやすくシンプルにつくっておいたほうがいいです。
エクセルでマクロを使ったり、計算式を複雑につくっていることもありますが、
あまり手の込んだことをやっているとその担当者しかわからなくなり、
誰も意見できなくなるということがありえます。

あとは予備費は無くすようにしましょう。
こればあると現場管理をするときは安心ですが、
問題点がこの予備費で隠されてしまい、
表面上の利益率などでごまかされてしまうからです。

この現場で何が起こっていたのか、
それを確実に把握し、課題として改善していく、
そのためには隠れてしまうのではなくきちんと表面に出しておく、
このような考え方も必要になります。

まずはシンプルにわかりやすく、
そして確実に管理をすること、これが大切です。


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2015年9月26日土曜日

コストダウンは今やらないと・・・

コンサルティングサービスのひとつとして、
コストダウン診断ということをおこなっております。
これは、実際に建てた建物について、発注明細、発注書、原価管理表、
図面一式、その他原価に関わる資料を2棟分いただき、
それらの内容とヒアリングから、コストダウンの可能性を提案する
といった内容です。

コストダウンについてはどこの会社も取り組んでいると思いますが、
自社が出来ていると感じていたり、
今まで散々おこなったからもう無理だろうといった感じなど
各社各様の状況があると思います。

しかし、外部から見ると多くの点でまだまだやれることが見つかり、
その根拠などを手元に持っておくことで、
交渉もやりやすくなるといった効果があり、
この診断を受けたところは大なり小なり成果を出しています。

最近も立て続けに2社の診断をおこないました。
どちらも大きなコストダウン要素が見つかり、
これから本格的にコストダウンをおこなうようです。

次の消費税アップがおこなわれると、
心理的な圧迫感が大きくなるため、
買い控えやコストにシビアになってくることが予想されます。
今からこのコストについて取り組んでおくほうが良く、
正に今が最後のチャンスです。

早いうちに本格的に取り組んでください!


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2015年9月24日木曜日

Webセミナー

最近、現場に関する取り組みについて、
少人数のセミナーをおこなうことがあります。
その内容をベースに、Webセミナーとして
配信していただくことになりました。

1コマ10~15分ぐらいで4コマあります。
現場を経営に活かすとはどのようなことか、
きれい、安全、魅せる現場など、基本的なことを話しております。
興味があればご覧ください。

日本住宅新聞HPにて、10月より配信されます。


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2015年9月19日土曜日

戦略の答えはたくさんある

らしさや強みを明確にして、戦略を構築するといった話が、
9月の月例研究会のテーマでした。
しかし、その答えというのは実はたくさんあるのです。

自社のマーケットはどんなところか、自社の能力はどの程度か、
そして一番重要になるのが、どれくらいの人を育ててきたのか、
これからどのような人を採用・育成できるのか、
これらの組み合わせで戦略の答えが出てくると言えるのです。

そして実行が伴わなければ何も残りません。
実行することで、うまくいかなけれいくらでも作り変えることができるのです。
その差が企業力の差にもなります。

今一度、実行力を見直してみてください。


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2015年9月18日金曜日

どのような方がお客様ですか?

9月の月例研究会は、「らしさを見直して顧客創造」をテーマに、
各社の実情や課題などについて、それぞれアドバイスする会としました。

どのような顧客層を狙っていくのか、
そこにあった戦略・商品となっているのか、
まずはそこから気づき、改善していかなければなりません。

よく、「金額の低いお客様しかいない」というような営業の声がありますが、
本当にそうなのか調べたことがあるでしょうか?
大手のお客様層は比較的高い方が多いですが、
どの地域でも2~3割はそのお客層がいます。

お客様がいないのではなく、そのようなお客様が来られていない、
対象として見ていないというのが答えのようです。
住宅会社を選ぶとき、実際に建てている建物を見て
「ここは違う、ここは資料をもらってみよう」と思っています。
HPや見学会などで自分の思っている建物でなかったら、
そこは候補にならないということです。

ではどのような戦略でいったらいいのか、
月例会では各社にアドバイスをおこないました。
まずは自社で見つめなおしてみてください。


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2015年9月13日日曜日

JHBSに出展します

11月に東京ビックサイトで開催されるJHBSに、
日菱企画(株)として出展し、コンサルティングや住宅産業塾のこと、
そして健康・快適な暮らしの空間づくりを参加企業で考えている
いやし健康増進住宅研究会も紹介いたします。

当日はコンサルタントの先生方も参加していただく予定です。
現場の安全、きれい、品質など、コストダウンをどうしたらいいか、
設計スキルを上げていきたい、商品開発を相談したい、
そして経営力をもっと上げていきたいなどなど、
実際に先生方にお会いして相談するなども可能にしていきます。

詳しいことは、もう少し近くなったらご紹介いたします。
会場に来られた時は、是非お立ち寄りください。


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2015年9月12日土曜日

自然災害の恐ろしさ

台風の影響により大雨、そして川の氾濫が発生して、
大きな被害が出てしまいました。
昨年、一昨年は福知山で洪水が発生し、
今年は茨城や宮城で起こっており、毎年どこかで発生しています。
福知山も茨城の常総も海からは離れているにも関わらず、
まるで津波が発生したかのような状況であり、
災害の恐ろしさを改めて感じました。

常総市での濁流の中で、1件だけ流されずに残った家がありました。
ある大手住宅メーカーの建物らしいです。
災害があったときにそれに耐えた建物があると、
その時はとても評判になります。
このメーカーはこれからどのような動きがあるでしょうか?

何となく、大きな災害が毎年どこかで発生しているような気がします。
これからはその地域や土地に応じて、
水害に対応出来る家、突風にも耐える家、猛暑でも涼しく暮らせる家など、
いろいろなタイプの家づくりも必要なのでしょうか。


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2015年9月8日火曜日

設計研修を実務に

今年の設計研修が終了しました
半年ほど前からおこなっておりました設計研修が、
先日終了いたしました。


今年は自社のらしさ・強みをデザインに反映させるということで、
最終的にはモデルハウスや自社物件として設計し、
それを建てられるように提案していくという内容でした。

自社のらしさをデザインするといっても、
まずは自社の特性、エリアの特性などを知る事、
そして考え、気づくことがとても重要です。
要するに感性を養う事、その重要性からレクチャーしていきました。
また、自分で描くことで気づくこともありますので、
手描き、スケッチの訓練などもおこなってきました。

最終的には、それぞれ考えていることをプラン・デザインに落とし込み
それについてプレゼンし、皆さんで意見交換することで、
非常に良くなってきたと思います。

既にモデルハウス計画、建売り計画などがあるということで、
来年には実際に建てられるものが出てくるようです。
その時は、また皆で視にいくことも計画しております。

 
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2015年8月31日月曜日

引っ越し

住宅産業塾の事務所を引越しします。
引越しといっても、現在のビルの階数が変わるだけですので、
電話等の変更はありません。

現在のビルも築年数が結構経っておりますので、
耐震工事をおこなうということで、
空きのある階から順次工事をおこなってきました。
現在の階も工事するので一時的に別の階へ移動する予定でしたが、
2度も引越しするのも大変なので、そのまま移ってしまうということです。

耐震化するにあたり、窓側に大きな耐震壁を設けたようです。
大きな鉄骨をXで組んでおりますので、
相当な威圧感と暗くなるというマイナス部分どうしても残ります。
まだ完成したところは見ておりませんが、
どのようになるのか、ちょっと不安な感じです。

今週は引越し準備で結構大変です。
これからどうなることやら・・・・・。


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2015年8月29日土曜日

災害公営住宅で・・・・

東日本大震災で被災された方のための災害公営住宅で、
カビが発生して入居されている方の健康被害まで出ている
というニュースがありました。

施工したのは大手住宅メーカーだそうです。
工法的には問題ないとの見解だそうですが、
住んでおられる方々にとっては大きな問題です。

湿気が多い場所、換気の仕方などの原因が考えられるという見解だそうですが、
「雨どいの水がベランダにある排水溝からあふれ、床下に流れ込んでいた」
とのコメントもあるようですので、実際はどうなのでしょうか?

大きな被害にあわれた方々にとって、
身体的なのはもちろん、精神的なダメージも相当なものだと思います。
業者にはしっかりと対応してほしいものです。


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2015年8月28日金曜日

現場きれいを評価してもらおう!

毎年おこなっている「現場きれいコンテスト」。
今年は「きれい」だけではなく、もっと魅力的に、評判になる現場をめざし
「魅せる現場コンテスト」と名称を変更して開催いたします。

今年からは住宅産業塾会員外の方にも参加いただけるようにし、
既に会員・会員外合わせて、昨年よりも多くのエントリーを頂いております。

最優秀を目指してエントリーする、というところもあると思いますが、
これをきっかけに、職人さん・業者さんと一緒に取り組んでみたり、
現状の現場がどの程度なのかを知るという意味でも
エントリーするといいと思っております。

また、技術コンサルタントが審査へお伺いしますので、
品質面や安全面、その他技術的なことまでお話を聞く機会でもあります。
現場のコンサルを受ける感覚でも構いませんので
一度社内で検討してみてください。

締め切りはもうすぐです!


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2015年8月26日水曜日

ベンチマーキングの実践

住宅産業塾では、ベンチマーキングの実践で成果を上げてきました。
視察会や発表会など、他社の事例を視て学ぶこと、
ここから学び自社に取り入れることがとても有効になります。


ここでは視て聴いたことをどう反映させるのか、
全てを取り入れることはできませんので、
そこに優先順位やスケジュールにまで落とし込むこと、
それらがあって実行レベルに進むのです。


この何をやるかを決めるのがマネージャーの仕事であり、
これがしっかり出来ている会社ほど伸び方も早い傾向があります。
いくら聞いても実際に視るのとは理解度が違います。


「百聞は一見にしかず」といいますが、
他社の現場視察に職人さんを連れて行って、

その意味ややり方がようやく理解でき、
そこに自分なりの工夫を加えて改善出来たところもあります。


ただ見て良かったと思うだけと、
そこから何を得てどう反映させるかを考えること、
同じ視察会や勉強の場でも目的意識や気づきの違いにより、
その先が大きく変わります。


自社にとどまらず他社や外をよく視て、
実行レベルに落とし込んでみてください。

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2015年8月22日土曜日

工務店と住宅メーカー

先日安全大会に参加した会社は、
私の以前勤めていた住宅メーカーで役員をされていた方が
数年前に立ち上げた会社です。
今は当時付き合いのあった業者さんなども一緒に仕事をされており、
今回の業者会にも参加していたようです。

その方たちと、安全大会終了後にいろいろな話をしたのですが、
地域密着工務店と住宅メーカーのスタンスの違いを
ものすごく感じておられるようでした。

お客様のため、地域密着という点においては、
やはり工務店の方が圧倒的に真剣ではないかと思います。
工務店はその地域から逃げることができません。
住宅メーカーの場合、支店の統廃合などでいなくなることも多々あります。

業者に対しても下請けとして扱うのか、
一緒に仕事をするパートナーとして扱うのか、
そのあたりの感覚も違うようです。

最終的にお客様が満足されるのであればいいのですが、
どちらかというと良い家づくり、地域に根差した工務店さんを
応援したくなります。

これからは新築マーケットが非常に厳しくなりますが、
それに負けないように発展していけるように、
バックアップしなければならないのだと、改めて感じました。


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2015年8月21日金曜日

現場スタンダード

先日、安全大会をおこなうということで、
塾の取り組みを話してほしいという依頼があり、
業者や職人さんの前で、現場きれいや魅せる現場、そして安全まで
その必要性などについて話しをしてきました。

現場の現状を変えていきたい、良くしていきたいとき、
どのようにすれば相手に伝わっていくのか、
一番いいのは目で見て状況を理解することです。

今回は安全大会ということで、安全パトロールの報告がありました。
進行中の現場ごとに悪い点と改善した内容などが箇条書きされており、
それらの説明があったのですが、文章だけではその程度がわかりません。

このような時は写真を見せて、「ここがダメだった」というように
示さないと個々が自分なりのイメージを持つだけになってしまいます。
現場きれい、安全なども、どの程度行うのが自社の考え方なのか、
それを示したのが「現場スタンダード」なのです。

今回お伺いした会社では、現場スタンダードの意味を理解したようでした。
実践の早い会社ですので、すぐに取り掛かるのではないかと思っております。
現場スタンダードについて詳しく知りたい方は、
毎月おこなっているミニセミナーにご参加ください!


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2015年8月17日月曜日

9月は自社のらしさを見直す!

6月の月例会「工務店力強化大会」では、
いい家づくりをおこなっている工務店・ビルダーが
「地域でどう戦っていくのか?」という部分で、
そのヒントをたくさんいただきました。

ではどうするか?

9月の月例研究会では、この「どうするか」の部分について、
まずは自社の強み・らしさは何なのか?
エリアにはどのような顧客が存在するのか?
自社は何を評価されているのか?
さらには、どう演出してアピールしていくのか?
などについてこれらを再認識していただきます。

他社がどのように考えているかについても
とても参考になると思います。
今のうちに自社の戦略を再構築してみましょう!
 

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2015年8月13日木曜日

設計コンテストもおこないます!

住宅産業塾では、現場きれいを広めていくために
「現場きれいコンテスト」をおこなっておりますが、
今年から新たな取り組みとして「設計コンテスト」もおこないます。

これは、設計・デザイン力アップをサポートする一環として、
普段からおこなっている住宅設計を見直すと共に、
他社がどのような家づくりをしているのか、
そして自社はどんなレベルにあるのかを
コンテストを通して把握しレベルアップしていただくことを目的としております。
また、定期的におこなうことでこのコンテストがひとつの目標になるように
定着していこうという取り組みです。

コンテストは、これまで手掛けてきた住宅と
あるテーマに基づいて考える2つの部門を設けましたが、
あくまでも実現レベル家づくりとして考えていただきます。

これを基に移動展示場を建てるとか、
実際に商談中の家づくりを当てはめるなど、
実務に活かしながら挑戦していただきたいと考えております。
どれくらいエントリーするのか、予測がしにくいのですが、
これをきっかけに設計・デザイン力強化につながっていくと良いのですが・・・。

審査員は設計・デザイン部門で多くの実績をお持ちのスぺシャリストです。

どのようになるか、これから楽しみです。


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2015年8月8日土曜日

業者・職人の巻き込み

先日は、工事力強化分科会の第3回として、
業者や職人の巻き込みをテーマにおこないました。
巻き込むといっても、ただ単にきれいにしてください、
マナーを大切にしてくださいと言っているだけでは伝わりません。
まずは自分たち、会社側が本気になることが重要です。

誰でも「やらされている」という感じを受けるようだと、
ただやるだけ、作業としておこなうなど、うまくいきません。
何故必要なのか、これをすることでどうなるのか、
このような意識や理念を共有して、自社の家づくりの想いを語って
初めてチームになるのではないでしょうか。

もちろん、成果に対して報いることも大切です。
現場の声を聴いたり、感謝を形にすることなど、
コミュニケーションを取ることも重要な要素でしょう。

新築需要が確実に減っていく中で、
工務店と業者や職人の間には、
このような関係がより大切なるのだと思います。


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2015年8月5日水曜日

ZEH構築分科会が終了!

3回シリーズでおこなってきましたZEH構築分科会ですが、
先日最終回を迎えました。
今回はZEHとは何? から始まり、
基本的な一次エネルギーの計算方法を学び、
そして、最後は各社のZEH仕様を考え計算してくる
という流れでおこないました。

ところが最終会の参加者を見ると・・・・・・。
いつもより少ない。
もしかして宿題の計算が出来なかったのか?
実態ははっきりわかりませんが、最後はこじんまりとおこないました。

今回は省エネを会社の大きな方針としている会社に
その取り組みや最新の情報などをお聞きするとともに、
それぞれ宿題について話していただきました。

計算も本格的におこなったのは初めてという方もおられましたが、
この研究会の場で間違いがないかをアドバイスいただき、
自信が持てた方や、計算をおこなってみたら今までの仕様でも
もう少し簡易的な仕様でも変わらないことがわかったなど
それぞれ気づきなどもあったようです。

ZEHの仕様をつくることはそれほど大変なことではありません。
しかし、大手や他社と同じことをおこなっていては
そこに差別化はできません。

なぜそのような仕様にしたのか、自社の特長をあらわし
その意味を明確にすることで、ZEHも売りになるのではないでしょうか?
今回の分科会を通してそこがはっきりとしました。
あとは実践で確立してください!


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