2014年3月27日木曜日

リフォームでも設計契約を!

住宅産業塾の会員さんには、
設計契約でお金をいただく流れを取っているところあります。
ここでいう設計契約とは、プラン提案をある程度した後に結ぶのではなく、
全くプランを書かずに設計契約することです。
要するにここから敷地環境調査やご要望確認をおこないながら、
ベストな提案をしていくので設計契約しましょう、という流れです。
これをすることで設計の無駄が減り、
ひとつひとつにかけられる時間や知恵が多くなり、
満足できる家づくりへつなげいただくことになります。

これを大型リフォームでもやり始めているところがあります。
大型リフォームも新築と同じように考えることができ、
違うところは診断があるという点です。
設計契約の前に簡易診断をおこないますが、
そこから先は設計契約を結んでから精密診断、
そしてプラン提案へと進みます。

この設計契約をもらうにはどうしたらいいか、
これが各社のノウハウにもなっています。

視察会などではその会社の取り組みを見せていただきます。
今年は4月以降数社を予定しておりますので、
この中身を知りたい方はHPよりお問い合わせください。

これも業務革新です。
来年以降を見据えて取り組んでみてはいかがでしょうか?


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2014年3月25日火曜日

設計力を向上させるには?

最近はCADの技術が格段に上がってきたので、
パースなども手書き風に見せることができるなど、
とても価値が上がってきているようです。
このようなツールはうまく使っていけばいいですが、
どこかに設計者らしい、プロと言われるような部分を残したいものです。

例えばどこか1枚だけでも手書きで書いたり、
お客様の目の前で手書きで書いてイメージを形にしたり、
ちょっとしたことでずいぶん印象が変わります。

手書きではCADの図面をトレースして、色を付けていけば
立派な手書きの図面になります。
こんな利用の仕方だけでもずいぶん変わると思います。

ただしパースなどでどんな角度から、どのようなシーンを選ぶかは、
個人の感性が問われてきます。
また、CADの中にある樹木などのエクステリア要素を
ただ当てはめていくだけではやはり問題があります。
そこにはどんな樹木ならこの建物が素晴らしく見えるかといった、
感性が必要なのです。

このような部分をさらにレベルアップするには、
感性を磨くということです。
これはトレーニングをするとともに、
常日頃から問題意識を持ち、
いろいろな視点から物事を見ていくようにしていくと、
自然に身についてくるそうです。

作業の中にもただやるのと、考えながらやるのでは大きな差になります。
是非、問題意識を持って取り組んでみてください。



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2014年3月24日月曜日

プレゼンでは

3月・月例研究会はプラン・プレゼンをテーマにおこないました。
プレゼントはお客様への提案と意思確認をすることですが、
そこまでにはヒアリングがとても重要です。
そのお客様はどのような嗜好なのか、どんなことを望んでいるのか、
出来れば現在住んでいるお宅でおこなうのが理想的なようです。
会社へ来ていただくとどうしても普段の姿が見えにくくなり、
生活の場を実際に見て、話を聞いていくとわかってくるそうです。

それから話をするときは世間話からスタートするのが良く、
政治や経済などではなく、スポーツ新聞ぐらいの情報をもとに
話をしていくと結構会話が弾むようです。

そしてプレゼン資料については、
1枚の用紙に書きすぎないことが重要です。
例えば1・2Fの平面図を一緒に出すと、
1Fの説明をしているのにお客様は2Fにまで目がいってしまい、
話をきちんときいていないという状況もあるようです。

そしてプレゼンの時には、
その場でスケッチをしながら補足説明などすると、
お客様の要望を外していないかなどのチェックになり、
かつ印象的になります。

プレゼンのやり方にもいろいろな工夫が必要です。
一度見直してみましょう。


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2014年3月19日水曜日

業務革新をするには

来年の消費税10%時代が来ると、
新築にとっては厳しい時代への突入となります。
その時にどうするのか、今から考えないとダメだと気づき、
住宅産業塾で学ぶ工務店さんが増えてきました。

全ての面で業務革新が必要になってくるのですが、
そもそもどこに無駄があるのか、そうすれば理想的な流れになるのか、
考えていくとたくさんあると思います。

ある部署でとても生産性の低いやり方をしていても、
その部分だけを改善しただけでは革新になりません。
全ての流れを見直し、その中で重要な部分を重点的に改善していくと
ある程度スムーズに流れていきます。

しかし理屈でわかっていても、大変そうだとか、今のままでは無理といった声が
聞こえてくることもよくあります。
そのためには「なぜこれをやらないといけないのか」を伝えます。
それもものすごい納得感のある方法で。
そして何よりも中心となる人たちが、出来ないことを考えるのではなく、
出来る方法を常に考えることです。
ここの意識の差は結構大きくなります。

精神論みたいに思われるかもしれませんが、
心の持ち方は、とても重要ですよ。
いろいろな方を見ていると意外と見えてきます。


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2014年3月17日月曜日

問題意識の持ち方

今日はマネジメント力強化研修をおこないました。
マネジメントという前に、問題意識をどう持つかという話がありました。
例えば「この研修で得たいことは何か?」と問われた時に、
すぐにキーワードが出てくる人は普段から問題意識を持っている方です。
逆にすぐに出てこないということは、普段から問題意識をあまり持っていない
ということができるようです。

また、同じ言葉でも違う言葉で言い換えると、
目指す本質が見えてくることがあるそうです。
このような訓練をおこなうことで、いろいろな視点から物事を
考えることができるようになります。
そして自分をどう評価するか、どうあるべきかを考えるときに、
他人として自分を見てみるという方法があるそうです。

それぞれどこに問題意識を持つか、
いろいろな角度から見てみることで、
いつもとは違った見え方がするのだそうです。
ゲーム感覚で一度やってみてはいかがでしょうか?


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2014年3月13日木曜日

大工高齢化への対応

今後少子高齢化が言われていますが、
大工さんの高齢化による引退、大工数の減少も進んでいくようです。
いい家づくりをするには腕のいい大工さんの確保も必要です。
絶対的な人数が減る傾向にありますので、
これからは大工を社内で育成していく必要もあります。

この大工育成のやり方は様々あるようです。
社員として大工を採用し、自社の仕事をしている棟梁に数年預け育成し、
その後は独立や社員として働くなどの方法もあります。
この場合は社員として採用するため給与も会社が払います。

社員として採用する際に、いい設計をするなら大工を経験したらと言って、
大工から始めるという仕組みを取っている会社もあります。
設計希望で大工から始めたら、
意外と大工が面白くてしばらく大工をやるという人もいるそうです。

いずれにしろ大工さんを確保することは、
今のうちから取り組んでおかないと、
いざという時に大変なことになります。
一度真剣に考えてみてください。


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2014年3月9日日曜日

現場きれいのコト

現場きれいの視察会では、きれいな状態を見せるとともに、
これに携わってきた大工さんにも参加していただきました。
これまである程度のことはおこなってきたのですが、
塾の指導が始まり改めてその意味を理解し、
まずは社員・大工さんが率先して取組み始めたそうです。


最初のうちは他の業者がなかなか協力しないところもあったそうですが、
まずは自分たちが仕事をした部分をきれいにしておくと、
次の業者は汚せないという気持ちになるようで、
徐々に業者全体で取り組めるようになってきたそうです。


現場きれいは安全や品質向上にもつながることです。
特に安全面は事故が起こったらいろいろな方が不幸になりますので、
絶対に事故をおこなさいためにも、現場は仕事がしやすいようにするのが基本です。
参加者からは大工さんに本気で取り組んでもらうにはどうしたらいいか、
という質問がありました。
まずは会社が本気度を示すことが必要ですが、
大工さんのプライドを刺激することも有効です。
何故するのか? 大工の意味・役割とは何なのか?
意外と知らない方がいるようです。
皆さんはご存知ですか?



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2014年3月8日土曜日

現場視察では過去最高の参加者でした

昨年の現場きれいコンテスト最優秀賞だった、
鳥取の工務店さんの現場視察会をおこまいました。
昨年末にも視察会をおこなったのですが、
今回は現場きれいコンテスト最優秀賞の現場を見るという目的とし、
現場監督や大工さんを中心に総勢140名ほどの視察会となりました。

さすがにこの人数では一度に現場を視察することもできず、
3現場を3台のバスで順番に廻るようスケジュールを組みました。
ところが飛行機が30分ほど遅れてしまい、
視察の順番を入れ替えるなど運営側としては大変な視察会でした。

現場視察の後はホテルの会議室を借りて、
どのような取り組みをしたのかを話して頂き、
それぞれ現場きれいの状況を把握しつつ、
自社でどうしたらいいかを考えた1日でした。

なお懇親会にも90名ほどが参加し、
それぞれ情報交換をしつつ最後には各社どうするかを宣言していただき、
無事終了することができました。

内容については次回。
 





2014年3月3日月曜日

業務フローを見直してみましょう!

住宅産業塾の会員になり業務改革に取り組むとき、
まず最初におこなうのが業務フロー作成です。
どの会社も営業、設計、工事、その他職種ごとに
業務の内容や帳票類、それぞれの関連なども含め業務の流れは一応ありますが、

それぞれがきちんと機能しているでしょうか?

業務フローを作成していくと、誰が何をするのかが明確になります。
そしてどこにどんな問題があるのかも明確になります。
業務フローを作成するには、どんなことをするかといった内容とともに、
システムやツールも全ての内容を入れていきますので、
会社によってはとても長くなります。

これらを整理していくと、
意外と他部署や他人のやっていることが分かっていないことに気づきます。
そしてなぜうまくいっていなかったのか、
どんなところにネックがあったのかが見えてきます。

この業務フローを全社をあげて再度見直すことで、
結構課題が見えてきますので、
それらを解決していくだけで業務改善につながるのです。

一度試してみてはいかがでしょうか?
やり方がわからなければ、お手伝いいたします。


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