2014年1月31日金曜日

何もなくてもビジネスにつながる③

いすみ鉄道の走っているところは、
とても田舎ではありますが首都圏からとても近い距離にあります。
高速道路ができたおかげで、車なら羽田空港から1時間ほどで着いてしまいます。
家族で車で来れば、時間はさほどかからず安上がりに行くことができます。
これが列車に乗って来るとなると、東京からJR特急でも1時間半ほど、
しかも費用も結構かかります。
だから「乗ってください」ではなく、「乗らなくてもいいですよ」「この地域に来てください」
となるそうです。

今では見どころになっている沿線の菜の花やお花畑などは地元のボランティアの方々が
自主的に整備してくれているそうです。
この方々は昔からあるいすみ鉄道を残したいという思っているそうで、
少しずつ観光客が来るようになって、
何もないと思っていたのが実は都会から見れば魅力的なのだと気づいて、
さらにもっと盛り上げていこうと積極的に活動されています。

お金をかけるのではなく、地域を良くしたいという共通の思いから
たくさんのアイデアと実行へ移り、良い循環になっているようです。
物事考え方次第ということがよくわかりました。
そしてそれをやり遂げるという行動力にはとても感心させられました。

これからは菜の花の季節となり、
いすみ鉄道沿線の風景がとても絵になります。
一度訪れてみてはいかがでしょう?

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2014年1月27日月曜日

何もなくてもビジネスにつながる②

いすみ鉄道では「乗って残そう」ではなく、
「乗らなくてもいいですよ」というスタンスを取っています。
まずはこの地域に来ていただこうとのことですが、
蒸気機関車を走らせればたくさんの観光客が来ると思いますが、
そのような投資をするお金もありません。

そこでまず最初におこなったのが「ムーミン列車」です。
ムーミンのキャラクターシールを車体に貼り、
それぞれの車両に「ムーミン号」などの名前をつけたそうです。
田舎を走る1両の列車にムーミンが貼られているだけで、
「かわいい」と女性や子供に人気が出て、
女性向けの雑誌に特集されるようになりました。
すると実際に現地へ来る方も増えてきたとなりました。

多少の観光客が増えたところで、
列車の本数が少なく運べる人数も限られますので、
「乗っていただく」よりもお土産を買っていただくだけでいい、
という考えのもと、無人駅だったところのムーミンショップを作ったり、
いすみ鉄道オリジナル土産などを売るようになりました。
今ではこれが収入源となっているそうです。

また、沿線の風景と一緒に列車の写真を雑誌などに載せると、
それと同じシーンを撮りに鉄道好きの方も来られます。
周辺沿線は菜の花を始め見どころがたくさんあるため、
そのような風景を写真におさめる方々も来られるようになりました。

何もないことに卑屈になるのではなく、
それを逆手にとって来たくなるような仕掛けを次々とおこない、
見事にローカル線再生のモデルとなっているそうです。

その他にも・・・・・。
また次回に記載します。

いすみ鉄道については、下記HPをご覧ください。
http://www.isumirail.co.jp/


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2014年1月26日日曜日

何もなくてもビジネスにつながる①

毎年新春セミナーでは異業種や業界の方特別講演をおこなっております。
今年は、いすみ鉄道株式会社の鳥塚社長にお話しいただきました。
赤字ローカル線を再生していこうと考えた場合、
「鉄道に乗るお客さんを増やしていこう」というのが、
これまでの流れであったようです。
しかし地元の人が乗るようになったとしても、
車のほうが便利・それほど列車本数を増やせないという状況がある限り、
乗車人数を増やして残そうという考え方は無理があります。


鳥塚社長は、まず乗って残そうという常識をやめることを宣言したそうです。
公募社長ということもあり、最初は相当な反発があったそうです。
「よそ者が何を言う」という状況だったそうです。
しかし、その根拠を数字的に説明したり現実を論じたりするうちに、

鳥塚社長の言うことが少しずつわかってきたとのことです。
そして目指したのが「観光列車」。
首都圏が意外と近いので車で来ていただこう、
そして何もないところからビジネスへつなげていこう、
しかもお金をかけず・・・・ではどうやっていったのか?
続きは次のブログで。
















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2014年1月24日金曜日

新春セミナーが終わりました

今年の新春セミナーが無事に終わりました。
参加していただいた方、ありがとうございました。
何か経営・事業活動において少しでもお役に立てていれば幸いです。
今年の年間テーマは「住宅と住宅ビジネスシステムを変革する」としており、
これまでおこなっていたことをちょっと変えるというのではなく、
全てを変革・革新して新たな挑戦をしていただきたいということです。
変わらない本質の部分はあります。
しかし時代とともに変わっていかなければならない部分もあり、
そこで大きく変わっていくことが必要な時だと思っております。
今年は今後の研究会等でも、このテーマをいつも意識して運営していく予定です。
なお新春セミナーの内容については次回以降に記します。

















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2014年1月20日月曜日

設計を向上させましょう!

これからの市場縮小時代の勝ち残りのためには、
設計デザイン力が重要です。
設計でお客様に「さすが!」と思わせるには、
素晴らしいデザインの家づくりをするだけではなく、
手書きでお客様の信頼を得るという方法もあるようです。

例えばお客様の前でご要望を聞きながら、
その場でイメージを絵で書いたら分かりやすくなります。
その絵が素晴らしいものであればプレゼントすることも
満足度を上げるためのひとつの方法ではないでしょうか。

昨年の設計研修はプレゼン資料に1枚だけでも手書きの図を入れてほしいと
その実習をおこないました。
今年はこの手書きをお客様の目の前で、
上手に素早く、そしてインパクトを与えられるような、
そんな設計力を上げていただくための研修をおこないます。

この研修の講師は手書きのスペシャリストです。
2月よりはじまりますので、参加してみてください。
技術的なことはもちろん、設計にかかわる様々なところで
お役に立つと思います。

詳しくは塾HPや事務局までお問い合わせください。

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2014年1月18日土曜日

業務フローは使えてますか?

個別企業のコンサルティングをおこなうときは、
業務フローの整理からおこなうことが多くあります。
どこの会社でも業務におけるフローというものがありますが、
それがきちんとした流れ、使えるものになっているかというと、
なかなか出来ていないケースもあるようです。

お客様発見からアフターフォローまで、大きな流れを一度つくり、
そこにどの職種が絡んでいくかをトータルで考えてみると、
以外のあやふやなところや他部門のことを知らないことなどが見られます。
また、それぞれの部門がやりやすいように勝手におこなっていたり、
それぞれの連携や責任の所在がはっきりしていなかったり、
そしてそもそも業務の効率が図られていなかったり、
様々なことが分かってきます。

これからの業界縮小の時代において、
まずは足元をしっかり見直すところからおこなってみてはいかがでしょうか?
業務フローの見直しだけでもいろいろなことが分かります。





2014年1月13日月曜日

今年も寺子屋をおこないます

昨年1年間を通して、塾長・寺子屋「住宅ビジネス成功の鍵」を開催しました。
これは住宅ビジネスの原点に立ち返り、その基本とテーマに沿った実践内容について
事例に基づいたベンチマーキングや参加者同士のディスカッションなどを通じて
自社のビジネスに反映していただく研究会でした。
参加者は若い経営者や次世代経営者、幹部の方々など、
写真のような雰囲気の少数での会合でしたが、
とても中身の濃い内容だったと思っております

この寺子屋を今年も2月より開催いたします。
住宅ビジネスを基本から学びたい方、
今後経営の中枢になる経営者・幹部候補の方、
そして小さな工務店経営者向けにはサテライト会員制度にて参加可能ですので、
興味のある方はHPなどからお問い合わせください。

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2014年1月11日土曜日

新春セミナーは座談会も注目です!

今年の年間テーマは、「住宅と住宅ビジネスシステムを変革する」とし、
~住宅業界の常識と既成概念を打破し、住宅業界での革新と非常識に挑戦する~
というサブタイトルをつけております。
では常識や既成概念の打破とはどうすればいいのか、
これらについて考えていくのが、1/23の新春セミナーです。

住宅業界という中で物事を考えていくと、
それらが業界の常識になってしまっていることが多くあると思います。
そのため、異業種の方に「家」について語っていただくと、
今までにない発見も出てくることもあるでしょう。
また、業界の中であれば資材関係、メーカー関係などから意見を聞くのもいいでしょう。
もちろんお客様に直接話を聞いていっても、
たくさんの気づきがあると思われます。

新春セミナーでは、普段から発想の豊かな方々に登壇していただき
常識とは何か、どのような発想の仕方をしているのかといったことの
たくさんのヒントを出して頂く予定です。

また、パネラーの方がには懇親会にも参加していただきます。
そのような場において情報交換などしていただき、
今後のビジネスのお役に立てていただけるといいと思います。
まだ申し込み可能ですので、是非多数でご参加ください。

詳しくは住宅産業塾のHPをご覧ください。

住宅産業塾HP:http://www.jyutakujuku.com/
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2014年1月8日水曜日

1/23は新春セミナーです

新年が始まりました。
毎年最初の月例研究会は、新春セミナーです。
これは塾会員だけでなく、コンサルティングの先生方、業者の方々、
提携先の方々、そして一般工務店の方々など多数で参加いただけるセミナーです。

今回は特別ゲストに、千葉のローカル線「いすみ鉄道」に公募で社長となり、
常識にとらわれない様々なアイデアを実行し、
見事復活させた手腕をもっておられる、鳥塚社長様に講演いただきます。

今年の住宅産業塾年間テーマを、
「住宅と住宅ビジネスシステムを変革する  
  ~住宅業界の常識と既成概念を打破し、住宅業界での革新と非常識に挑戦する~」
 と定めました。この内容に合ったお話ですので、ぜひお聞きください。

その他新春座談会もおこないます。
詳しくは、住宅産業塾HPもごらんください。

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2014年1月2日木曜日

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。
今年は消費増税が始まり、その先の増税などを考えていくと、
自社の戦略をしっかりと構築しなければならない年だと考えております。

住宅産業塾では今の時代に必要な
様々コンテンツを企画・準備しております。
今年もどうかよろしくお願い申しあげます。

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