2014年11月30日日曜日

現場きれいコンテスト審査中

今年の現場きれいコンテストの1次審査を現在おこなっております。
今年は各社いろいろな工夫をしており、
現時点では上位にくるところの点数差があまりなく、
順位をつけるのがなかなか難しい状況です。

これら上位の会社は2次審査に進むことになりますが、
まだこれから1次審査をおこなうところもあるため、
最終的に何社が2次に進むかは決まっておりません。

今後年内から1月上旬に2次審査をおこない、
結果は来年1月23日の新春セミナーにて発表します。

現場がきれいな状態は、お客様にとっては感動することもあります。
「たかが掃除、されど掃除」ということで、疎かにするのではなく、
地域で圧倒的きれいになれば、それだけで評判になってくるのです。
今年の審査結果をまとめることで、新たなベンチマークができてきます。
来年はそれらを発表する機会も設けますので、お楽しみに!

 















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2014年11月28日金曜日

新春セミナー2015

毎年年初におこなっている「新春セミナー」ですが、
来年は1月23日(金)に開催いたします。
消費増税は延期となりましたが、将来的にはあがること、
少子高齢化が進み新築需要が減っていくこと、
それに伴い工務店も淘汰されていくことなどを考えると、
住宅業界も今のままの業態では厳しくなっていきます。
では今後はどのような姿を目指していくべきなのか?
このあたりのことをテーマに開催します。

随時セミナー情報を出していきます。
12月以降、HPやfacebookページなどをご覧ください。


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2014年11月24日月曜日

古民家再生・リノベーションで思うこと

今回の視察会では、古民家再生の実例を見せていただきました。
建物が古いと耐震性や断熱性などが十分でないため、
今後も暮らしていくには何らか手を入れて修繕しないと
とても住める状態ではないというものがたくさんあります。
しかしこれらの建物には、長年暮らしてきた愛着や思い出などがあり
そこに住んでいた期間が長いほど、それらの想いが強いのではないでしょうか。

私の祖父母も地方で築70~80年くらいの古い家に住んでいました。
床は傾き、とても暗くて寒くて、2階は雨戸を閉めっぱなしで使っていない、
そんな建物でしたが、客間だけは日当たりもよく庭の眺めもいい空間でした。
和風の趣のある家と門構えが立派だったこともあり、
門だけ売ってほしい言われたり、改装して和風の飲食店にしたいなど
当時はいろいろな話もあったようです。

しかし住む人がいなくなり、老朽化しているので解体・売却してしまい、
今では普通のアパートが建っています。
もう20年ぐらい前のことなので改装するということを考えもせず、
当時から古民家再生・リノベーションといったことをもっと知っていれば、
また、そのような提案をしてくれる住宅会社に出会えていれば、
昔の面影が少しでもある建物として残せていたかもしれません。

これからはこのような建物がたくさん出てくるのだと思います。
古民家再生やリノベーションなどは、
今までの想い出をなくしてしまうのではなく、
未来に向けてよりよい形をつくるわけであり、
これらを提案・つくりあげる感性や技術を
多くの工務店さんに身につけていただきたいと感じました。

新築よりも喜ばれる仕事かもしれませんね。


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2014年11月23日日曜日

ベンチマーキング視察会 in 松江②

ベンチマーキング視察会2日目は、古民家再生とHO宅訪問。
古民家再生は、古い建物を壊すのは簡単だが、そこに住んでいた人たちの想いを
伝え残していくにはリフォームしてよみがえらせたいという考えで、
今では古民家再生協会を立ち上げて活動しているそうです。

実際には年月が相当経っているため傷みもひどく、
当初予想していたよりも大きな工事になってしまうことが多々あるそうです。
今回視察した「古民家再生モデルハウス」でも、
最初は周りの木の伐採から始まり、職人さんと何度も現地へきて調査し、
予想外の難題に遭遇しながら何とか出来上がった建物だそうです。

でも出来上がったものは素晴らしく、
古民家再生として当時の部材を活かしながら整備した空間や
実際に住むときに不便の無いように整備した空間など
住む人、そして今まで住んでいた人の思い出も残しているような
そんな空間となっておりました。

しばらくはモデルハウスとして活用するという条件で工事し、
将来は持ち主に返還し、オーナーがここに住むということです。
早く住みたいという話も出ているそうですが・・・。
















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2014年11月22日土曜日

ベンチマーキング視察会 in 松江①


11月の月例研究会は、島根・松江の会員さんのベンチマーキング視察会でした。
昔から真壁にこだわった家づくりをしております。
現場きれいの取り組みもしっかりとされており、
地域がら雨の多い土地ですので建築中の雨対策も
しっかりとおこなっているようでした。

会社の取り組みとしては、企画・広報が変わってきたことで
ターゲット、イベントや集客の意味や目標を捉えられるようになり、
受注へつながるような見込み客発見が出来るようになってきました。

また、子育て世代の方々が気軽に来店できるよう、
施設に育児スペースなどの配慮をすることで、
子育て応援企業としてのブランドも構築してきました。

そしてホームオーナー様の中でもシンパと呼ばれる方々に
特別なサービスをするOB会も順調に増えており、
そこからの紹介受注も発生しているそうです。

現在はまだ種まきの状態という感じが強いですが、
今後変身してくるであろう、大変楽しみな会社です。
来年の今頃はどのようになっているでしょうか?


















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2014年11月19日水曜日

来年以降はどうなるのか?

消費税増税が1年半延期になりました。
新築にとっては来年3月までの駆け込みのあとは、
大変な時代となるだろうと予測しておりましたが、
それが少し先延ばしになったということです。

これが良いことなのか、悪い影響があるのかはわかりませんが、
最終的には平成29年には消費税10%になるということですので
今からその準備を整え、しっかりとした体制を作り上げることが
重要であることには変わりありません。

そしてこれからの時代は工務店ビジネスの形態も変わってくるかもしれません。
来年1月の新春セミナーでは、このあたりをテーマとして開催します。
日程は1月23日(金)、東京・田町でおこないます。
特別講演なども決まっておりますが、
詳しくは近日中にHPでご案内しますので、
もう少々お待ちください。


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2014年11月14日金曜日

設計研修でスケッチを楽しむ

10月から始まっている設計研修・実践編の第2回目は、
空間を表現することを学びました。
身近なものや空間を描いていくには、
気にいったところからや部分から描いていけばよいとのことでした。
描きたいところを中心におき、そこから周りを広げていけば
描きたい事・ものが伝わるような絵が描けます。

描くときは3本の線で描いてみるという方法もおこないました。
空間的に描くので縦と斜め2種類を組み合わせていくだけで、
簡単な空間を表現する絵が描けます。

実際にやってみると意外と簡単に描けます。
これは上手に描こうというよりも、
相手に伝えるためにその場で素早く描くことを中心にしております。
要するにお客様とのヒアリング時に、
言葉を絵にするというやり方です。

それに色を付けてみましたが、
なかなか立派なスケッチになりました。
一度試してみるといいかもしれません。
興味のある方は次回の研修に参加してみてください。


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2014年11月10日月曜日

インテリア研修にて

本日はインテリア研修の第4回目として、
家具メーカーのショールームにて学んできました。
家具といっても安いものから高いものまで幅広く存在しております。
ではどこにその違いがあるのでしょうか?

まずは素材が無垢などの本物の木材を使用していることです。
工場生産ではありますが、曲線の仕上がりは肌触りなどは、
ひとつひとつ手で触って確認しているそうです。

それからデザイン性という点でも違いが出てきます。
ただし、同じようなデザインのものを真似て作ることはできます。
しかし見えないところにまで気を配り、しっかりとしたつくりをしている、
そんな製品がよりブランド化するそうです。

このデザイン性という点においては、
長く使っても飽きずに、愛着がわいてくるようなデザイン、
というのもポイントになるということです。

安い製品の場合は、壊れたり汚れたりしたらそれは捨ててしまい、
新しいものを買うという行動に出ると思います。
しかし、ある程度の製品であれば、修理して使うことや、
どうしても手放さなければならない場合に、
メーカーに引き取ってもらうということもあるそうです。

これらは家づくりでも同じです。
しっかりとした素材、デザインでつくられた家は、
メンテナンスをしながら長く住み続けられ、
周囲にも溶け込んでくることでしょう。
しかし、一時の流行のデザインでは、
長く住むという点で問題になるケースもあると思われます。

いずれにしろ、これからは本物志向がより強くなるのではないでしょうか?
それには、家、家具、デザインなど、見る目も養わなくてはならないようです。


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2014年11月8日土曜日

コストダウンは今でもできるのか?

日コストダウンの研究会をおこないました。
最近はコストアップになっている部分もありますが、
今できるコストダウンはどんなところかを意見交換していきました。
職人さんの手間はなかなか下がらない部分もあるようですが、
それ以外は各社それぞれ事情が違うようです。

設計的な配慮でもう少しコストが下がるところや、
昔からの付き合いである業者とどう交渉していくか、
まだまだ本気で交渉していないところや、
業者の言いなりになっているようなところなど、
それぞれ気づいたことがあるようでした。

コストダウン診断をおこなったところでは、
提案をもとにしっかりと目標を決め進めていたところと、
なかなか行動にならずにできないと決めつけてしまっているところなど、
その後どう進めたかで大きく違ってきます。

今年になっても大幅なコストダウンが実際にできています。
まずは目標をどこにおくか、全社でどう取り組んでいくか、
それを決めて行動することを心掛けてください。


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2014年11月7日金曜日

グッドデザイン賞受賞展を見て

先日まで、今年のグッドデザイン賞受賞展が
六本木でおこなわれておりました。
今年の住宅部門の展示は、各社パネルのみとなっており、
場所の関係なのか、模型などはありませんでした。

グッドデザイン賞を受賞したものをみると、
毎年傾向が変わってきているようにも感じます。
今年の内容を見ていて思ったのは、
最近の技術や商品ではなく、
これまで使われてきたものを表現やコンセプトを明確にし
受賞しているものがいくつか見られました。
中にはこんなものでも?と思うような内容で
仕組みとしてデザイン?して受賞しているものもありました。

デザインというよりも如何に魅せるか、
表現がうまいものが受賞しているような気がして、
グッドデザインとは何か?と考えさせられました。

これからどういう方向に進むのでしょうか?
皆が納得するものが「グッドデザイン賞」であってほしいものです。
個人的な感覚ですが・・・・・。


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